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2005年6月記
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著:羽山 昭男 (羽山歯科クリニック):院長 1/12 '2002 更新
 親知らず(智歯)とどうつき合えばよいか

HP制作:一之瀬善憲

 歯並びの真中から数えて8番目の歯を親知らず=智歯=知恵歯=(英)WISDOM TOOTHなどと呼びます。

 親知らず(智歯)は退化傾向にあり、最近の子達は始めから持っていない場合も数多くみられるようになりました。
 持っている場合でも、出てこなかったり(萠出異常)。
 上下の親知らず(智歯)が片側しか生えなくて、噛み合せが出来ないためにドンドン出て来てしまい、頬を噛みこんで傷を作ってしまったり。
 形や大きさが様々であったり、また口の中に崩えてきても歯並びの一番奥にあるため歯ブラシが届きずらく、
1) 不潔になりやすく、その周囲組織に炎症を起こす(よく耳にする、親知らずが腫れると言う事はこの状態の意味です)。
2) 不潔になりやすいため、その手前の歯にむし歯(ウ蝕)になりやすい環境を作る。
3) 顎のスペースが不足してる状況でも強引に萠(生)えてこようとして、前方の歯を押し、歯並びを悪くしたりする。
4) 出ッ歯(正に)ってるため、咀嚼時にスムーズに顎が動かせないため顎や筋肉に無理な力を加へ、顎関節症を惹起させることも有ります。

等々の障害を起こす可能性があります。


 顎が十分に発育して正常に萠(生)へ、咬み合わせに関与していれば咀嚼に有効ですので大切に保存する必要があります。

 また、咬み合わせに関与しなくても、あるいは顎の中に埋伏していたとしても、障害が無ければ必ずしも抜く必要はありません(場合によってはバックアップ用として使える)。

 但し、コンタクトスポーツ(アメリカンフットボール、サッカー、野球、ラグビー、ラクロス、格闘技、バスケット等)をしている場合等は下の顎の骨折を防ぐために、萠(生)えて無くても「予防的な抜歯」を考える必要があります。→リンク
これと伴に、衝撃から脳、顎、歯などを守るために「マウスガード」を装着することが最近の傾向です。