| ホームページ開設時よりお世話になっていました全国保険医団体連合会のホームページサービスの終了にともない、東京予防歯科研究会は独自のホームページアドレスを取得いたしました。 今後は、こちらの新しいURLで活動を行ってまいりますので、「お気に入り」の再登録をお願いいたし ます。 |
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| 2005年6月記 |
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メディアに出〜た・予防歯科'2000 このページはTVや新聞などのメディアに載った予防歯科関連歯科関連の御紹介です |
不思議の国の医療:31 フッ素:欧米では虫歯予防の主役 子どもの虫歯予防対策といえば、日本では今でも「歯磨き」と「甘味制限」だ。ところが欧米では30年も前から2つとも完全なわき役扱い。主役はフッ素だ。 フッ素は地殻中で13番目に多い元素。歯質を強くするのと同時に、一度虫歯になった部分を修復する再石灰化作用がある。効率がよいのは水道水に適量のフッ素を入れる水道水フッ素化だが、フッ素水のうがい(フッ素洗口)、フッ素入りの歯磨き剤、フッ素塗布なども効果がある。1985年世界保健機関(WHO)などが各国の歯科医療を評価した際、日本は砂糖消費の少なさ、保健所の指導などはほめられたが、「最も重要なフッ素が欠けている」との厳しい指摘を受けた。 「残念ながらその通り。日本の歯科医は治療偏重で、予防にあまり関心がありませんでしたから」と福岡歯科大学の境脩教授(予防歯科)。日本は水道水フッ素化は行われておらず、フッ素洗口も学童の2%、ほかのフッ素活用も遅れている。欧米の子どもより砂糖消費がずっと少ないのに、虫歯が断然多い。 水道水フッ素化は45年に米国で始まった。その効果と安全を確認したWHOは69年から3回、加盟国に実施を呼びかけた。国民の6割を越す米国を筆頭に、36カ国3億2千万人がフッ素入り水道水を飲んでいる。 欧米の研究者が不思議がるほどフッ素利用が遅れたのはなぜか。日本大学松戸歯学部の小林清吾教授(衛生学)は「歯科医も国民も知識の乏しい中で反対運動が起きました。行政に対する歯科医の力も弱かったですし……」と話す。 境さんは新潟大学助教授だった70年、小学校で本格的な集団フッ素洗口を始めた。その時、新潟大生だった小林さんも手伝った。地域が広がるにつれ、「フッ素は危険」と信じる研究者や消費者運動家の反対に直面した。「住民の過半数が賛成なら実施」という米国と違い、日本の学校や自治体は教員や親にわずかでも反対があるとやりたがらない。化学物質、薬に対する国民の不信も根強い。 歯科関係学会を統括する日本歯科医学会は昨年12月、遅ればせながらフッ素に関する見解をまとめ、厚生省と日本歯科医師会に提出した。すぐできるフッ素洗口や塗布などを勧め、水道水フッ素化をめざす研究促進を呼び掛けている。 (編集委員・田辺功) |
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ふしぎの国の医療 32 虫歯治療:できるだけ削らず、予防に重点 「失われる歯は今後、きっと激減します」と、山形県酒田市で開業する歯科医の熊谷崇さんは喜ぶ。日本口腔衛生学会が今年1月、学校歯科健診での「探針」を見直す見解を学会誌に発表したからだ。熊谷さんは5年前から、そして、熊谷さんらの日本ヘルスケア歯科研究会は98年の創設時から探針の乱用を批判してきた。 探針は目で見えない初期の虫歯をひっかいて見つける道具。ところが、ひっかくことで逆に虫歯ができることがわかり、10数年前には大半の国で健診に使われなくなった。日本の歯科医にはこのことが広まらず、「早期診断・早期治療」信奉が続いた。微細な虫歯も大きく削って詰めた。詰め物すき間から虫歯は進み、数年ごとに再治療、再々発と大がかりになり、やがて歯は失われる。 熊谷さんはていねいに治療した患者も虫歯を再発したことから間違いを悟った。重点を、歯科衛生士の定期的な指導とフッ素入り歯磨き剤での予防に移すと、小学生の6割は虫歯ゼロになったという。「歯を削ることしか念頭になかった日本の歯科は世界から20年遅れています」と熊谷さん。 一方、日本の歯科が世界に誇るのは接着性レジンの開発だ。虫歯部分を大きく削るのは、歯を複雑な形にし、金属を取れにくくするためだ。しかし、接着力が強く、予防効果も期待できる樹脂の出現で、虫歯部分だけを削って樹脂で埋めたり、金属をくっつけたりすればよくなった。色も自然だ。 特定の奥歯でみると、米国ではすでに2割を占める接着性レジンは、開発国日本ではまだ5%ほど。ほとんどが金属の詰め物や金冠のままだ。 東京医科歯科大学大学院の田上順次教授(う蝕制御学)は「低い保険点数と歯科教育のせい」とみる。接着性レジン治療は技術が要るうえ、時間と材料費合わせて約1万5千円のコストがかかる。ところが、日本の保険では3千円程度しか請求できない。一方の金属も本来は不採算だが、大量処理などの工夫で何とか収益にできるので、保険医療では金属が選ばれやすい。そもそも接着性レジンを教えていない歯科大学もある。 「優れた接着性レジンがもっと普及するよう、国は保険点数を考慮してほしい」と田上さん。 (編集委員・田辺功) |
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シリーズ子供の健康@ 虫歯の母子感染 内容に関しましては、東京予防歯科研究会の「お母さんから虫歯菌が移る」と基本的に同じですのでこちらを御覧下さい。→リンク 参考にTVでまとめた、母子感染予防の4原則を記しておきます。
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朝日新聞(夕刊)'2000/6/12(月)科学欄より
ガムをかんで虫歯予防? |
*研究会のホームページでも載せております。こちらも是非ご覧下さい→リンク
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歯周病撃退術・歯磨き 講師:東京医科歯科大・石川烈 先生 口の中には、細菌が一杯住んでいる。(住んでいる)歯垢を出来るだけ取ることによって、歯周病を予防したり、治したりすることが出来ます。 此れにはブラッシングが重要である。染出し法でブラッシングのチェックをしてみましょう。歯と歯肉、歯と歯の境目に多く磨き残しが出ることに注意しましょう。 ○ブラッシングのポイント
○大切な、プラークコントロール・・・家庭で実践する時のポイント
○電動歯ブラシについて・・・普通の歯ブラシが上手に使えない者(障害者、高齢者など)には便利。但し歯と歯の間は磨けません。 ポイント:染め出しをして、歯磨きをチェックしてみましょう。 |
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「マウスガード」のススメ 選手のけが防止、運動能力も向上 スポーツ選手を接触プレーによるけがなどから守ろうと、各地の歯科医が歯に装着して衝撃を和らげる「マウスガード」の普及活動を進めている。 愛知県や岩手県では、歯科医師会が中心となり、子供から大人まで幅広い年齢層の選手の専用品を作製。 東京の歯科医はスケートやサッカーの選手を定期的に検診している。 ただマウスガードはわずかな調整のずれで、かえってけがを招くこともあり、関係者は「自分のサイズに合ったものを使ってほしい」と呼び掛けている。 歯科医音頭 専用品作製や調整 愛知県歯科医師会を中心に1998年11月に発足した「スポーツ・健康づくり歯学協議会」は昨年春と秋の2回、計約40人の歯科医師を対象に、マウスガードの効果や作り方 などを指導する研修会を開催。 今年から実際に「出張検診」などの形で、選手らに利用を呼び掛けている。 1月には、瑞穂ラグビー場に歯科医を派遣。小学生ラガーマンたちの歯並びや口のサイズなどを診断したうえで、使用場の注意なども細かく指導した。 またこれまでに、私立女子高校のハンドボール部員や、社会人のラグビー部員の検診も行い,希望者には専用のマウスガードを作製している。 同医師会の栗崎吉博さんは「マウスガードは一流選手に限らず、幅広い年齢層がスポーツを楽しむために不可欠な道具」と話す。 岩手県では県歯科医師会の呼び掛けで昨年11月、「スポーツ歯学協議会」が発足した。 4年前の部員のけがをきっかけに、部員全員がマウスガードを利用している。県立盛岡工業高校ラグビー部を、「モデル校」とし、担当の歯科医が部員らのマウスガードの調整具 合やけがの様子などを定期的にチェックしている。 同協議会は今後、柔道やバスケットボールなど、接触プレーの多いほかの競技への普及を働きかけるほか,指導者らへの情報提供を進める考えという。 スポーツと歯の関係については90年代初めから、けがの予防効果や筋力への影響などの研究が活発になった。東京歯科大スポーツ歯学研究室の石上恵一助教授は「マウスガードは歯のけがや頚椎(けいつい)損傷、脳しんとうを減らすだけでなく、かみしめる力が強くなるので、運動能力の向上にもつながる」と医学的な効果を指摘。そのうえで「歯型と合わない状態で使うと、あごの関節症になるケースもある」として、十分な調整の必要性を訴える。 同研究室は現在、スケートのオリンピック強化選手級の全選手のデータを管理し、作製や調整を引き受けているほか、今年秋からは、利用を計画しているプロ野球チームのサポートをすることが決まっている。 相撲・野球利用広がる 「マウスガード」はこれまで、ボクシング選手が使うというイメージが強かったが、その効果に着目し、競技や練習に使う一流選手も増え始めている。 大相撲の横綱、曙関は師匠の東親方から勧められ、昨年夏の名古屋場所から、取り組みや稽古(けいこ)で使うようになった。サイズは歯科医で合わせたという。曙関も「力の 入り方が良くなった」とお気に入りだ。 日本相撲協会によると、先場所、初優勝した魁皇関や十両の戦闘竜関も稽古でマウスガードを使うことがあるという。 卓球の全日本選手権で通算百勝を目指す三重県の伊藤和子さん(65)は50年以上に及ぶ競技生活で奥歯がボロボロになり、1998年秋から、歯科医であるおいの勧めで試 合などにマウスガードを使用している。伊藤さんは「球を打ち込むときは、かなり歯を食いしばる。歯の痛みに悩んだ時期もあったので、もう手放せない」と話す。 プロ野球でも、ダイエーや近鉄で活躍し、昨年引退したカズ山本さんが一時、愛用していた。現役選手の中にもマウスガードを試す選手がいるという。 |
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内視鏡 たばこで歯周病のリスク4倍 たばこを多く吸う人ほど歯周病になりやすい。こんな調査結果を、米疾病対策センター(CDC)のスコット・トマー博士らがまとめたと、米国歯周病学会が発表した。 米国では成人の歯周病患者の過半数はたばこが関係していると推定されるという。トマー博士は「たばこは歯周病の主要な危険因子だが、禁煙すれば悪影響をしだいに減らすことができる」と述べている。トマー博士らは、18歳以上で自分の歯がある約1万2千人を対象に調査。このうち、歯周病になっていた9.2%の人たちと喫煙の関係を分析した。 その結果、調査時に吸っていた人は、吸ったことがない人に比べて約4倍、歯周病になりやすかった。1日に吸う本数が多いほどその傾向が強まり、31本以上の人は6倍ほど に高まっていた。 一方、禁煙した人は約1.7倍だが、禁煙の年数が長いほどたばこの影響が少なくなった。2年以内だと約3倍なのに対し、11年以上たつと1.15倍。吸ったことがない人とほとんど差がなくなっていた。 |
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予防主体の歯科診療へ 「レーザーで初期の虫歯探査」(西村 浩一) 「程度を数値表示 削らず悪化防止」 「独で開発」 虫歯を初期の発生段階でレーザー光線で簡単に見つけられる医療機器がドイツで開発され、国内でも普及し始めた。 歯科は世界的に「治療より予防」という流れにあり、初期の段階なら削ったり埋めたりという治療をしなくても悪化を防ぐことが可能という。早期発見を容易にすることで予防治療への効果が期待されそうだ。 一般に虫歯は、目で見たり、針で突いてみて痛いかどうかで判断したり、レントゲン写真をもとに確認するなどの方法でみつけている。しかし、いずれも初期の段階では発見しにくく、最近では針による診察は返って虫歯の範囲を広げてしまうとの批判もあるという。開発されたレーザー機器は、歯のエナメル質や内部の象牙質の虫歯の部分に波長655ナノメートルのレーザー光をあてると、その部分だけが蛍光発色する特質を利用し考案された。虫歯の有無や程度について、0〜99までの数値で表示、困難だったC0、C1という初期の段階での発見も可能にした点が特徴という。 奈良市学園北1の山田兄弟歯科は、この機器を購入し、昨冬から使ってきた。 山田昭夫・歯科医は「予防を主体とする欧米の歯科医療の現場のニーズから生まれたもの。元々自分の歯が健康であることが一番で、日本でも治療を主体にした歯科医療から予防へと変化していかなければならない。 特に6歳、12歳前後の歯の成長が著しい世代の子どもに有効な機器でないか。予防には歯をきれいにするよう生活習慣を変えなければならないが、どれくらい悪いかが数値で分かる点が現代的で説得力がある」と話している。 今後、学校検診などの現場でも普及しそうだ。 |
週間文春'2000/9/7号,安全食生活シリーズより
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「噛まない「メニュー」が「顎関節症」を起こす」(椎名玲・吉中由紀) 肩こりがひどい、頭痛がする、顎がカクンと痛い――こんな症状が特徴の顎関節症が増えている。抜歯などのあと、肩こりや頭痛がする時、この病気を疑おう。が、根本的な原因は現代人の食生活にある。軟らかいモノを食べすぎて、アゴが退化したのだ。 名古屋大学 大学院顎顔面外科学 上田 実 教授 「この十年間で患者が急増し、ムシ歯、歯槽膿漏(シソウノウロウ)と並んで、歯科の三大疾患のひとつと言われるほどになって来た。」 *どんな病気なのか 「まず初期の頃は食事中などに、ひっかかる気がします。そのうち口を開くたびに、音がするようになり、首や肩の痛み、耳鳴りや頭痛といった症状が出てくるのです。」 *起こす原因 (上田教授) @ 筋肉障害 ・・・・・ 顎には口を開くための開口筋と口を閉じる為の閉口筋がある。これらの筋肉のバランスが悪くなっていたり、炎症を起こしているような場合。 A 関節自体に問題がある ・・・・・ 顎の骨と骨の間には、顎関節円板と言う物がある。これは、頭蓋骨と下顎の先端にあたる関節の間にある軟組織で、骨と骨が直接こすれあわないようにクッションの役割をするもの。この関節円板がなんらかの理由で下顎が強く押されたりすると、相対的にズレてしまう。初めは円板が元に戻るときにカクンという雑音が入る程度ですが、この症状が続くと関節に無理な負担がかかり、関節が痛んでくる。そしてさらに症状が進むと、雑音が消えて関節が動かなくなってしまう。 B 噛み合わせが悪い ・・・・・ 奥歯を抜けたままにしていたり、ブリッジやクラウンを合わないまま放っておくと、噛み合わせが悪くなり一方ばかり咀嚼(ソシャク)をしたりする。そうすると、下顎の先端は普通よりも大きな力で押し上げられる事になる。その為に関節円板がこすられて傷つき、顎関節症になる。 C その他の原因 ・・・・・ストレスから、歯ぎしりやくいしばりで顎関節に過度の負担をかけてしまう。 ・・・・・その他癖(クセ)や悪習慣( 爪をかむ 顎を突き出す 唇をなめる ) ・・・・・・ 食事を片側だけで食べるなどで *****結果的に顎関節を誘発してしまう。
・・・・・・・咀嚼(ソシャク)のダメージは子供を直撃・・・・・・・ *咀嚼と脳の働きは密接な関係を持っている。 (上田教授) 咀嚼の行われる口腔は、脳に最も近い所にある器官のひとつで多くの神経が集まりさまざまな感覚センサーの役割を果たしている。そのセンサーの多くは三叉神経線維の集まりで、歯と顎の間にある歯根膜(シコンマク)に存在し、顎骨の中で歯を支える緩衝材の役割も果たしている。舌には味蕾(ミライ)という特殊なセンサーがあり、食べることの喜びをもたらしたり口腔内に入った有害な物質を識別する事もできる。つまり、咀嚼は生命維持に関わる重要な行為なのです。 *アルツハイマーと咀嚼の関係は 1.上田教授らによる、ラットでの実験や。 2.ECの痴呆研究グループ、世界保健機構(WHO)、アメリカ老化研究所との共同研究による、痴呆と高齢者の歯の関係の実験で。 *****断定はできないが、抜歯による咀嚼力の低下が、痴呆症やアルツハイマー病の危険因子であることは言えるのではないか。 *知能と咀嚼の関係 ・あまり食べ物を噛まない生活歴のある人は痴呆の発生率が高い。(上田教授) ・成長期の子供は積極的に噛むことによって、知能が向上するという報告がある。(1986年 幼児 70名 対象) ・・・・・・・残飯になり易い固い食材・・・・・・・ *学校給食でも、噛み応えのある食材が残りやすい、人気のある献立は軟食。 噛まないこと、噛めないことによって発生すると思われる疾患を持つ人・・・・咀嚼不全症候群(上田教授)が増えてきている。 その上、顎が小さくなり、歯並びが悪くなったり、華奢(キャシャ)になり、ますます顎関節症を起こしやすくなる。 ・・・・・・・医者選びの大切さ・・・・・・・ 東京医科歯科大学大学院 医歯学総合研究所 榎本 昭二 教授 最近、顎関節症の新患数が増えたが、それは今までは気にせずに病院に来なかった人達がどっと押し寄せるようになったから。一概に患者が増えたとはいいきれない。顎関節症に対してマスコミなどで話題になると、冷静な判断を忘れ自分の体の変調を全て「顎関節症」に結び付けたがる傾向がある。一つ気をつけたいのは、本当に「顎関節症」だった場合に、「顎関節症」の治療法を正しくマスターしている歯科医院で診療を受けるべきだ。医院選びには気を配ったほうがよい。 * 榎本教授らが伝授してくれた、「顎関節症」を予防する為の開口運動が図解で紹介されてました。 * 食事の時はよく噛んで食べて、暇な時間に顎の開口運動をする。これだけで顎関節症はかなり予防できるはずだ。・・・と結んでました。 |
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歯かむ力守って老後も健やか 「歯が丈夫な人は長生きする」 「口は全身の鏡」と昔からいわれます。最近の研究でも、歯と体の病気が関連することが少しずつわかってきました。しっかりかめる人は老後も健やかです。正しく磨いて、大事な歯をまもりましょう。 (朝日新聞社: 佐藤 久惠)
「歯科治療を受けて噛む力が向上し、意識の状態も改善する。結果として、食事が楽しくなり、生活の質を良くする事が、確認された。」 保険衛生大学(愛知県)才藤栄一教授(リハビリテーション医学講座)
40代 約3本 50代 約5本 60代 約10本 70代 約16本以上 1999年厚生省歯科疾患実態調査から お年寄りが食べ物を噛む力は、運動能力とも関連がある。 歯が多い人のほうが体のバランスをうまくとり、敏捷性も優れていたという。(四県の80歳を中心に2000人対象) 厚生省 研究班
よく噛むことは脳の働き良くし、歯を守る唾液の分泌もうながす。肥満を予防する効果もある。 厚生省では「80歳で20本の歯を残そう。」と呼びかけて歯科医師会で達成者を表彰したりしている。
歯の数は健康な人の平均27本に対し、糖尿病の人は22本。しかも多くが歯周病にかかり、噛む能力も低かった。 「血糖値が高いと歯茎などで歯周病菌が育ちやすくなる。」 日本肥満学会理事長 井上修:二共立女子大学教授のグループ
アルツハイマー型痴呆の患者は、残っている歯の数が少ない。この病気で入院している患者の歯は健康な人の三分の一しかなかった。 名古屋大学の研究グループ しかし、歯が少ないことが病気の原因なのか、それとも結果なのか、わかっていない。 一方、歯を抜いて長期間たった老齢のネズミを迷路に入れると普通の老齢ネズミよりさまよう時間が長くなり、よけいな動きも多くなった。 「学習記憶にかかわる脳の神経伝達物質が減少するとアルツハイマーになりやすい。歯のないネズミはこの物質が少ないという報告もある。 これらを考えあわせると、歯の喪失は発症の危険因子になる可能性もある。」 名古屋大学 老年医学:井口昭久教授
歯が少なくなり噛む力が弱まった高齢者の食事は、柔らかくしようと、ゆでたり蒸したりする調理法が多くなる。 このためビタミン類が不足する。さらに、家族の分とは別に調理するようになると、食事時間がずれて、だんらんから外れることにもつながる。 「食べることは生きる喜び。高齢化が進むほど、全身のケアからみた医と歯の連携が必要になります。」 国立感染症研究所 口腔科学部長:花田信弘 歯周病予防 あきらめず歯磨き 歯垢24時間サイクル断つ 「大人が歯を失う主な原因は歯周病です。予防は歯磨き。歯肉が冒されても、生きている組織は必ず良くなりますから、あきらめずに歯垢を取りましょう。」 食べかすなどが歯にくっついて、細菌の温床となる歯垢ができるには24時間かかる。 「毎食後、3分以上磨くように言われていますが、歯垢ができるサイクルを断つことを考えれば、 1日に1回10分以上かけて磨き、あとは簡単にすますという手もある。 洗面所で磨くと決めないでテレビを見たり本を読んだりしながら気楽にやってみて下さい。」 ブラシは指先で軽く持つ。力を込めてゴシゴシやる必要はない。奥歯や歯と歯の間など、毛先が届きにくい所はていねいに。 歯肉炎で出血が多い人はやわらかいブラシを使うといい。歯垢に唾液のカルシウムなどが加わり、固まった歯石はブラシでは取れない。 年に1,2回は検診を受けて、取り除いてもらうと良い。 横浜市 青葉区 開業医 中村輝夫 |
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口内の微生物で肺炎の恐れも 口の中に様々な微生物がいるのはだれも変わりはない。しかし、お年寄りでは、この微生物によって肺炎が起きる可能性があり、自分でケアできない人は歯科医師らによる洗浄が欠かせない。こんな注意が、国立感染症研究所口腔(こうくう)科学部などの調査で示された。 特別養護老人ホームの男女約330人を対象に、歯垢(しこう)や喉(のど)の粘膜、舌の上をぬぐい、微生物の種類を調べた。一番多かったのは、カビの一種のカンジダで、四割の人から検出された。肺炎かん菌、メチシリン耐性ブドウ球菌(MRSA)、セラチア菌、緑のう菌も数パーセントの人にあった。 寝たきりになったり、脳血管障害が起きたりすると、お年寄りは飲み込む機能が低下する。口の中の微生物は、食べかすなどと一緒に過って気管に落ちることが多くなり、肺炎のリスクが高くなるという。 花田信弘・口腔科学部長は「微生物は義歯の表面の小さな穴にも入り込みやすい。歯がないからといって洗浄殺菌を怠ると菌が増殖してしまう」と指摘している。 |
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医者不信 体験を反映 「身近な医療」世論調査 医療不信はどこからくるのだろう。朝日新聞社が先月末に実施した世論調査で、身近な医療とのかかわり方などについて意識を探ったところ、医者に不信感を持つ人では、医者の言葉や態度に傷ついた経験を持っている人が多いことがわかる。医者とのやりとりを十分に行えないまま、診断にも疑問を持ち始める。こういった自分の経験が、そのまま医療不信に結びついている様子がうかがえる。 ( 朝日新聞社: 中村 明子、佐藤 純 )
「嫌な思い」信頼派の1.8倍 主文は、割愛させて頂きます。 選ぶのは患者。義務を果たしてない 「あまり信頼していない」という人が3割いるが、その多くは、日常的に医療に接していない人ではないか。マスコミの「医療不信」という情報に引きずられ、不信感を膨らませている可能性がある。 その半面、「かかりつけ医がいる」と答えた人は、62%が「十分な説明」を受けたと思っているという結果から、かかりつけ医を持つことが、患者の幸せにつながることを改めて確信した。 医者の説明や診断への疑問など医療への不満は町村部で少なく都市部で多い。この結果にはむしろホッとしている。医療機関が多い都市部では、いやなら別の所を選べるからだ。不満は、逆にかかりつけ医を見付けるチャンス。いろいろな医療機関に行ってみてはどうか。 そもそも、医療機関を選ぶのは患者だ。現状では患者は権利だけを主張して、義務を果たしていない。もっと、自分自身で医者を選ぶ努力をすべきだ。 医療側も選ばれるよう努力を続けなければならない。かかりつけ医を持つ人の割り合いが、20年前から増えてないデータを見ると、反省すべき点はある。ただ、我々の努力だけではどうしようもない面もある。 現在の制度では、予防的相談に健康保険が使えないため、みなさんは病気にならないと医者に行かない。予防的な指導にも保険点数が付けば、健康相談でも、保険証を持って気軽に医療機関を訪ねやすくなり、自分自身の足で選ぶきっかけにもなると思うのだが。 日本医師会常任理事 桜井秀也氏の話 |
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虫歯予防 「水道水にフッ素」容認 厚生省が方針転換 住民合意を条件に フッ素(フッ化物)が歯の表面を強くして虫歯を予防する効果があるとして厚生省は17日までに、水道水へのフッ素添加を容認する方針を決め、関係自治体などに伝えた。議会の決議など地元住民の合意を条件とし、水道水質基準の範囲内での添加に限定する。厚生省はフッ素による予防効果を認めてきたが、水道水への添加については、高濃度のフッ素による「斑状歯(はんじょうし)訴訟」などを受け、慎重な態度をとってきた。歯科界でも長く安全性をめぐって意見が戦わされてきたなか、「容認」に転じたことは、虫歯予防や安全性などを巡って議論が起こりそうだ。 今夏、水道水にフッ素を添加したいとする沖縄県内の村の要望を受けた厚生省が、検討を進めていた。 フッ素は自然界に存在し、海水やお茶、魚などにも含まれる。米国では1945年から虫歯予防のため水道に添加されるなど、1ppmほどでは虫歯予防に効くとされる。米国市民の6割がフッ素入りの水道水を飲むなど38ヵ国で添加されているという。 日本でも、日本歯科医学会は昨年末「虫歯予防のためにフッ素利用を推奨する」との見解をまとめた。 世界保健機関(WHO)は69年、水道水へのフッ素添加などフッ素利用の推進を決議し、日本政府も賛同している。 日本ではフッ素を歯の表面に塗ったり、添加した水でうがいしたりする予防法が勧められている。歯磨き粉の8割にも入ってる。一方で2ppm以上を長期間飲んだ場合は歯の表面にしみができる斑状歯、8ppm以上で骨に異常がでる骨硬化症がみられるという。 歯科医師の中には根強い有害論を唱える人もいる。発がん性の疑いなど健康への影響を心配する市民団体の動きもある。これを受けて厚生省は、一律供給する水道水について態度表明を見送っていた。現在、フッ素の水質基準は0.8ppm(1リットル中、0.8ミリグラム)で、WHO方針より低く抑えられている。 |
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水道にフッ素巡り波紋 虫歯予防は安全性は 条件つけて容認したが厚生省内なお不統一 虫歯予防に効くとされるフッ素(フッ化物)。自治体の要望にこたえる形で厚生省は、条件つきながら水道水に添加することを容認した。だが、歯に塗ったり、うがいに使ったりするのでなく、なぜ水道水なのか。健康に影響はないのか。長く意見が対立してきた問題で、厚生省も「積極的に推進しないが、自治体の判断を支援する」と、あいまいにならざるを得ない。地域住民にとっては強制となる飲み水だけに、歯科診療のあり方などもからんで今後も議論はおさまりそうにない。 (くらし編集部) ●医師も賛否 「発ガン性などの懸念がある。日本人は食事からとるフッ素が多く、現在の水道水質基準(0.8ppm=1gに0.8ミリグラム)もひきさげるべきだ」。フッ素利用に反対する医師、歯科医師らで20年前からつくる「日本フッ素研究会」(高橋 晄正会長)は22日、厚生省を訪れ、抗議文を提出した。消費者団体などのメンバーらと共同で開いた集会では、腎臓病専門医が「腎臓病の人は体内に蓄積しやすい」などと懸念を示した。 これに対し、1970年代から水道への添加を推奨する日本大松戸歯学部の小林清吾教授(衛生学)は「海外の疫学調査などで、効果や安全性の評価は定着している。米国では50年位以上添加しているが、適正量での健康被害はない」と言い切る。フッ素は自然界にある元素。海藻や魚などに広く含まれ、緑茶や紅茶では1―1.5ppm含まれる。 0.5−1ppm前後の水を毎日飲み続けると、虫歯を4―6割減らせるという。世界歯科連盟の90年調査では、38カ国が水道に添加していた。 一定の虫歯予防への効果は認められるものの、水道への添加となると安全性をめぐる論議が再燃する。水質基準の10倍にあたる8ppm以上で骨に異常が出る骨硬化症があるという。世界保健機関(WHO)傘下の国際がん研究機関(IARC)は,「発がん性の疑いはあるが、(お茶と同程度で)証拠は不十分」とする。 ●妥協の産物 「合意したはずでしょう」。今月下旬、歯科保健を担当する厚生省課長が、内線電話で水道担当者に電話を入れた。 新聞報道で、「水道水にフッ素容認」が出た直後から、厚生省の水道部局に自治体や市民からの問い合わせが相次いだ。そのたびに「水道行政として、塩素以外の添加は望ましくない」など「容認」の方針を否定するような回答を続けていたことに、課長がくぎを刺したのだ。 実際、この夏には、添加を希望する沖縄県内の自治体の打診を受け、歯科保健を管轄する健康政策局と、水道行政を管轄する生活衛生局が「水質基準以下でのフッ素添は、歯科保健行政の範ちゅう」とすることで合意し、共同文書まで作成している。 つまり、「塩素など以外は添加すべきでないと考えるが、水質基準以下なら止められない」とする水道行政の立場と、保健行政の「自治体が議会や住民投票などで決めれば、それを支援する」という立場の違いを認めることによって生まれた妥協の産物だった。 ●斑状歯問題(はんじょうしもんだい) 17日の衆院厚生委員会で津島雄二厚相らは「自治体から相談があれば、技術的に支援する」と表明する一方、「国として積極的に自治体に勧めるわけではない」とも答弁した。 こうした慎重な言い回しの背景には71年に兵庫県宝塚市で表面化した「斑状歯問題」がある。過剰なフッ素摂取で歯が白濁したり、茶色のしみができたりする症状。六甲山系を水源とする水道水は当時、フッ素の水質基準を大きく上回っていた。 認定患者は計1400人余、治療保証額は約2億円。市の管理責任を問う裁判も起きた。 69年のWHO総会ではフッ素添加が決議され、当時の日本政府もこれに賛同していた。しかし、この斑状歯問題で、フッ素の添加への取り組みはとん挫した。以後、国内のフッ素利用は歯面に塗るなど、局所的な方法で進められた。 ただ日本歯科医学会が、フッ素利用を進める見解をまとめたのは昨年暮れになってから。都道府県ごとの歯科医師会でも利用促進を表明するのはまだわずかだ。「虫歯が減れば、開業医の経済的基盤が揺らぐという心配の面もある」とある県の歯科医師会幹部。 地方行政に助言する立場の歯科医師は「この30年、国も歯科医師も国民に分かりやすく説明する努力を怠っていたのではないか」と話す。 |
水道水のフッ素化 歯科医師会も追認虫歯に効果があるとされるフッ素(フッ化物)の水道水への添加について、日本歯科医師会(臼田貞夫会長)は21日開いた理事会で、「公衆衛生的に優れた方法」と評価しながらも、住民らの合意を前提に地方自治体が判断する、との見解をまとめた。 厚生省がこのほど水道水フッ素化を条件つきで容認したのを受け、地域の判断を尊重するとの同省方針を追認した形だ。 見解では、歯磨き粉への添加などの各種のフッ素利用方法の中でも、水道水への添加は「効果や安全性、経済性に優れている」とした。 一方、「地域住民、関係者との合意が前提」とし、地域に一律供給する水道水の性格を考慮する姿勢を示した。 |
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キシリトール摂取量 子どもは高齢者の10倍 甘味料のキシリトールは子どもが高齢者の10倍も口にしている--------。こんな傾向が厚生省研究班の食品添加物摂取量総点検でわかった。年代別の摂取量測定は初めて。健康に影響するレベルの差はないが、世代間の食生活の違いを反映している。 調査は1999年、全国9箇所で食材を仕入れていった。幼児(1―6歳)、学童(7―14歳)、成年(20−64歳)、高齢者(65歳以上)の5つの年齢層に分け、1日の平均的な食事の中に含まれる281品目の食品添加物量を測定した。 その結果、ガムなどの菓子や飲料に使われるキシリトールの1日の摂取量は、学童が17.1ミリグラム、幼児が16.7ミリグラムだったのに対し、高齢者は1.69ミリグラムとほぼ10倍の開きがあった。 逆に、同じ甘味料でも漬物などに使われるサッカリンナトリウムは成年、高齢者が多く口にしており、幼児のほぼ10倍、学童の約4倍の量が食事に含まれていた。添加物の総量は、外食の機会が多くなるに従って増え、成年は幼児の約1.6倍だった。 |