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2005年6月記
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フッ素ジェルの使い方
著:一之瀬 善憲 (グリーンプラザ歯科医院):院長  9/21 '2002 更新

HP制作:一之瀬善憲
フッ素の入っている製品は色々増えてきましたが、
ここではフッ素ジェルについて取り上げます。

フッ素ジェルとは
一般にフッ素と聞きますと、皆さまは歯磨剤をイメージされると思いますが、
ここでは、ウ蝕予防の為にフッ素を主成分とした製品で、軟らかめなジェリー状に作られたものを指します。
現在、日本ではホームジェル(Home-Gel)、ジェルティーン(Gel-Tin)、スタンガード(Stan-Gard)、ジェルテクト(株:ジーシー)などが歯科医院や薬局で購入できます。
フッ素の主成分は、0.4%フッ化第一スズで、殆んどが970ppm(ppmの説明は、下にあります)です。
製品1,000g(1Kg)中に970mg(1,000mg = 1g)のフッ素が入っていると言う意味(0.097%と同等)です。
因みに、日本国内で販売出来る製品は、1,000ppm以下と決められています。
* ppmの説明; ppmまたは p.p.m.またはPPMとも表記します。 : 英語ではpart(s) per million. ピーピーエム とは: パーセント(percent)が百分率(1/100)を表わすのに対し、 P.P.M.は百万分率(1/1,000,000)を表わします。 つまり 10000ppm = 1% となります。

中には味の調整の為と効果を増す為に、キシリトールを甘味料として工夫した物も有ります(ホームジェル、ジェルテクト)。
製品の殆んどが米国製なので味付けが今ひとつなのが残念ですがノンフレーバーも有ります。
米国では(個人輸入になりますが)その他に,STOP(Oral-B社),TAKE HOME CARE(Sultun社),HOME CARE GEL(Henry Schein社)等もあります。

その他のフッ素製剤としては。濃度も0.63%や、0.05%〜1.1%のフッ化ナトリュウムのジェルや洗口剤、食卓塩、0.25mg〜1mgのフッ素錠剤やドロップ状の物まで色々有ります。

使用方法が多少ややっこしいので、出来れば歯科医院で貴方のリスク程度を把握した上で、使用回数や説明を受けて使用して下さい。

上記の製品中、6歳児以下ではその他のフッ素使用状況で、強すぎる製品も有ります。
専門家にご相談のうえで、御使用下さい。

*補足;
 3歳〜5歳児で、アメリカなど上水道のフッ化物添加などが行われている地域に居住する場合や、上水道のフッ化物添加と同じ目的でフッ素錠剤等を使用している場合は、出来るだけ少量で使用し、かつ飲み込ませないように注意してご使用下さい。
 日本では一部地域を除いて上水道のフッ化物添加などがまだ行われていませんので、さほど神経質にならなくて良いと思います。
 クドイようですが飲み込ませないように注意してご使用下さい。
 アメリカ製の風船ガムで、フッ素ジェルと似たような容器に入った物があります。低年齢児のいるご家庭では管理も十分注意が必要です。
 毎日フッ素の洗口法(製品名:ミラノール等)を行っている6歳以下のお子さんは、リスクが異常に高くない場合を除いて、フッ素ジェルは必要なさそうです。
 
前置きが長くなにましたが以下説明です。
効果的な使い方
注意:以下の方法は、あくまでも一般的な方法です。

0.4%フッ化第一スズは、ウ蝕予防だけで無く、
知覚過敏症や歯周病菌にも有効との報告も出ています。

フッ素について考える←リンクも是非ご覧下さい。