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| 2005年6月記 |
| http://keepsmile.info |
これらは、唾液(だえき)の分泌量(出る量)が極端に下がった場合に出てくる症状の一部なのです。
唾液が一日に、0.5〜1.5gも出ていることをご存知でしたか?
注1)実際には唾液の減少はないが、口の中が渇いたと感じるのも一種の病気ととらえて下さい。
注2)口呼吸(こうこきゅう→リンク)を行っている人は、唾液の分泌量が正常でもすぐに口の中が乾いてしまうので DRY MOUTH・口腔乾燥症と同じ問題が発生すると考えてください。←内容追加:2003/2/17
注3)ヘビースモーカー・チェーンスモーカーも同様です、さらに喫煙する事による害も出てきますので最悪です。←内容追加:2005/07/28
U:ダ液の持ってる素晴らしい作用について若干説明をいたしますと→
・発音・咀嚼・嚥下のための潤滑油的な働き。
・味覚を感じるための補助的役割(唾液で溶かされた味覚物質が舌の味蕾まで運ばれてきて初めて味を感じるのです。唾液が十分に口の中に行き渡らなくなると、化学物質を溶かせなくなるので味がよく判らなくなります)。
・味覚神経を敏感にするガスチンという酵素を含んでいます。
・酸・塩基を中和する(緩衝能と言う→リンク)。
・洗い流す作用。
・抗菌作用→細菌による酸の発生を抑える。
・糖の代謝を早め酸からの被害を短くする。
・再石灰化(→リンク)を促進する。
・細菌を凝集させ排除させる。
・歯面への汚れ・細菌を着きにくくさせる。
・歯面・口腔粘膜を保護する。
・活性酵素を減弱させ癌予防に役立つラクトペルオキターゼと言う酵素を含んでいます。
・など。
→これらの素晴らしい作用が阻害されるのですから、結果は推して知るべしです。
U:ドライマウスが起きる原因にはどんなものがあるのでしょうか。
●薬物の副作用(実はこれが多い)()
●体内水分が極端に不足する疾患
●高血圧症 ●シェーグレン症候群
●糖尿病 ●放射線治療の弊害
●腎疾患 ●高齢者のダ液腺萎縮
●ダ液腺炎 ●唾液腺の詰りや通過障害
●唾液腺関連の中枢・神経系統の障害
●口呼吸(こうこきゅう→リンク)(鼻で呼吸をしていない、または出来ない)の人達
●女性の閉経期において一時的な減少がみられます
●など
V:さて、対応策を考えましょう。
◆本当にダ液の分泌量(1分間に1ml以上)や緩衝能が下がっているか調べてもらいましょう。
◆単に渇いていると感じている場合は、精神的なケアーも必要です。
◆ダ液の分泌量が下がっているにも拘らず本人は気がついていない場合は、よく理解してもらうこと。
◆自分で出来る予防法;ハイパーリンクの予定
◆歯科医院で出来る予防法;(PMTCってなに?→リンク)
◆特殊な事情から来る問題について。
◆あきらかに、薬の副作用(リンク→:病気を治す薬でウ蝕がおきる?!)による場合→担当医と相談の上、同じ種類内での変更等。
◆特に、血圧を下げる薬や抗うつ剤、抗精神薬による場合の報告が多い。
◆その他、気管支喘息の薬、抗ヒスタミン剤や利尿剤など。
◆シェーグレン症候群の場合→投薬例・・・腺の分泌促進のため:Bisolvon 6〜9錠を3回に分け/日、Cystanin 3〜6錠を3回に分け/日。
その他:ウルソ、ウルソサン、フェルヒデン等の投薬、漢方では麦門冬湯(専門医にご相談ください)。
◆水分を出来るだけ頻繁にとる事。
◆水分をお茶やコーヒーで摂っている方はカフェインの存在にご注意ください。カフェインには利尿作用があります。
利尿作用により飲んだ水分以上に尿として排出してしまう可能性がありますので気をつけましょう。
尚、麦茶やそば茶はカフェインを含みませんので問題はありません。
また、アルコール飲料や食べ物<カリウム(さつま芋、小豆、アシタバ、レモン、葡萄など)、クエン酸(ローズヒップ、みかん、酢など)、タンニン(バナナ、レンコンなど)、イソクエルシトリン(どくだみ、キュウリなど)、クルクミン(どくだみ、ウコンなど)、スコルジン(ニンニクなど)>にも利尿作用があります、食べ過ぎに注意しましょう。←内容追加:2005/07/28
◆良く噛むこと! 良く噛んで、味わって、食べることは全ての基本です。
◆キシリトール(甘味料あたり50%以上含有)の入ったガムを使用する。1日に5〜7回は使用。1日の使用量は人によって違うがキシリトールの量で10〜20g程度以内とする(リンク→キシリトールの使い方)。
◆ダ液の緩衝能(酸を中和する能力)が凄く低い人は、柑橘類の食べ方に注意が必要。ジュースはストローを使用し口腔内に長く留めないようにする。
◆レモン水を飲んだりグリセリンを口腔内や口唇に使わないほうがよさそうです(粘膜に対しての脱水作用があるため)。
◆商品名:SST(株・オーラルケア←販売を終了いたしました。)などのダ液分泌を促すタブレットを使用する。
◆疾患によるものは、治療を。
◆ご本人も気が付いていない場合が多いのですが、口呼吸(こうこきゅう→リンク)(普通は鼻で呼吸をしますが、口で息をする事。)は治しましょう。
*更に,必要ならば。
▲人工ダ液の利用。商品名:サリベート(株・帝人 :歯科医院で注文出来ます)。1回1〜2秒間、4〜5回/日、口腔内にスプレー。
▲義歯の入っている人は、口腔内を湿らせるジェルを使う。商品名:フィットエンジェル(下に説明があります→リンク)(パナソニックデンタル株式会社。歯科医院で注文出来ます。) シュー(株・三金 :歯科医院で注文出来ます)
▲歯磨剤は、発泡剤=ラウリル硫酸ナトリウム等の入って無い物を使うか、使用を止める。(ドライマウスの方用の歯磨き剤も販売させていますので歯科医院にお問い合わせください。例 < bio Xtra = バイオエクストラ、BIOTENEの製品群にあります。←内容追加:2002/11/7 > )
▲アルコールの入ってる洗口剤(デンタルリンス=マウスリンス)は使わない。(製品の9割以上は入ってますので注意しましょう。)(ドライマウスの方用のデンタルリンスも販売させていますので歯科医院にお問い合わせください。例 < bio Xtra = バイオエクストラ、BIOTENEの製品群にあります。←内容追加:2002/11/7 > )
▲タバコの害は言うまでもありません。歯肉にとっても良くないし、ダ液の緩衝能(酸を中和する能力)も下げてしまう。
▲定期的な観察と予防処置の実行。(詳細は歯科医院で。)(PMTCってなに?→リンク)
▲漢方系では、白虎加人参湯、麦門冬湯、柴苓湯など。漢方の相談が出来る薬局で相談してみましょう(小平薬局→リンク)
ご老人で夜間に口渇を訴え、頻回に排尿する方には→八味地黄丸
▲鍼灸では、のどの渇きを解消させるツボとして、廉泉 「 (れんせん)=あごを上げ、首を伸ばす。あごの下、喉仏(のどぼとけ)の上の横じわの中央部、ちょっとへこんでいるところ。 」 を使います。親指で押したり刺激を加えます。←内容追加:2002/6/11
*専門家が治療として使う薬剤の例。2001年9月発売
*世界的には認められてる薬が、日本でもOKとは限りませんので上記の対応策がベストとは限りません。
新しいタイプの口腔内を湿潤させるゼリーで、唾液に含まれている抗菌成分と同じ(
*EU(欧州連合)で販売実績ナンバーワン(2003年度)のドライマウス対策品「bioXtra=バイオエクストラ」が日本でも販売されます。
bioXtra=バイオエクストラは唾(だ)液の働きを科学して生まれ、唾(だ)液類似成分が入っておりドライマウスの方の口内を健やかに保ちます。
日本でも口腔乾燥の対策用品として主流となって行く製品として注目されています(歯科医院で注文出来ます)。←内容追加:2004/11/7



*そして、薬物を使用することなく副作用の無い新しい方法、デンタルエイド社の開発した「マウスエイド」が有ります。


*基本的な発想は同じ様な製品ですが、口腔筋機能療法器具「パタカラ」もあります。取り扱いのある歯科医院で注文出来ます。
パタカラのホームページ(リンク→こちらをクリックして下さい。)

*使用方法:入れ歯をきれいに水で洗い流し、水分をふき取ります。総義歯ならば約1cmを2〜3ヵ所に分けて入れ歯の内面に塗布します。一日1〜3回ぐらいが目安ですが、効果持続時間には個人差があります、多少は回数を増やしても問題はありません。
商品名:フィットエンジェル(お口の乾きに自然な潤いを)、リキッドタイプ(パナソニックデンタル株式会社。歯科医院で注文出来ます。写真では右のポンプタイプ。) リキッドタイプはジェルタイプより粘性度が低いタイプで、症状が軽度の時や、口腔内を潤す目的で使います。
注)歯科医院で、入れ歯が合っているかのチェックを必ず受けてから行ってください、義歯側が出っ張っている時は削ってもらいます。
合っていない入れ歯を義歯の安定剤でごまかす事はよくありません (-_-メ)
注)上の方でも紹介しています、ORALBALANCE=オーラルバランやbioXtra=バイオエクストラも同様に使う事が出来ます。←内容追加:2005/7/28
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