歯 ブ ラ シ だ け で は 磨 き き れ な い
お口の中の最も効果的な清掃法は歯ブラシによるブラッシングです。
でも、いくら毎日歯ブラシをしていても、歯と歯の間は虫歯に成ってしまいました。
これはいったいなぜなんでしょうか?
日本人は先進諸国の中でも、一日の平均回数2回と調査に現れるように、最も歯ブラシをする国民の一つですが、お気づきのように、最も虫歯の多い国民でもあります。
いくら歯ブラシをしたって、虫歯や歯槽膿漏の予防の役に立ってないじゃないか! こんな疑問をお持ちの方も多いと思います。
原因は、口腔清掃の方法にもありました。歯ブラシだけでは、全ての歯面をキレイに磨けていなかったのです。
 |
歯ブラシの後、歯垢染色液(歯科医院やドラッグストアーで売っています。商品名:ニュートラルレッド、レッドコートなど)で歯の汚れを染め出して見ると、磨き残しの所が赤く染まっているのが良くわかります。
完璧にブラッシングが行われた後にもです。高価な電動歯ブラシを(音波ブラシなども)使用しても、歯ブラシだけでは、全ての歯面をキレイに磨けません。いくら、努力しても、歯ブラシの毛先が届かない場所があるからです。 |
歯と歯の間や、ブリッジの底面、歯並びの不正による歯の重複部分等は、歯ブラシの毛先が届かない場所だからです!
不幸にして、こういった場所は、虫歯や歯周病(シソーノーロー:歯槽膿漏)が発症しやすい好発部位なのです。
歯ブラシと補助的清掃用具の併用があって初めて歯がきれいに磨けるのです(100%ブラッシング)。


では、補助的清掃用具とは何でしょう?
「デンタルフロス、糸ヨウジ」、「歯間ブラシ」「タフトブラシ」のことです。
歯と歯の間に細い糸を通して歯垢をかきだす道具が、「デンタルフロス」や「糸ヨウジ」です。
さらにブリッジの底面の汚れや、大きく開いた歯の隙間には、「歯間ブラシ」や「スーパーフロス」、「3in1」等を使用します。八重歯等の不正交合の場所や、親しらずには、「タフトブラシ」が効果的です。
100%ブラッシングを目指すためには、ぜひ歯科医院で指導を受けてください。
自己流では、歯や歯肉を傷つける恐れがあります。
注)歯の噛み合わせ面(咬合面)の溝が深い人達、歯の成長の過程で溝の最深部の上方で狭窄している場合は磨いても毛先が届かず磨き残しが出てしまいます。
歯科医院で予防的に、溝にシーラントやフッ素徐放性(徐々にフッ素が放出される)の詰め物やフッ素塗布をしてもらいましょう。
かかりつけの歯科医院でご相談ください。
尚、虫歯予防の効果を高めるためにはフッ素入りの歯磨き剤(リンク→フッ素について考える)がどうしても必用となります。
現在,最も予防効果のある方法は、医院で予防的管理のもとで定期的にバイオフィルムを剥がし綺麗に磨いてもらって、フッ素や殺菌剤などを効果的に塗布してもらうことです。リンク→虫歯予防の新しいとらえ方
虫歯や歯周病(歯槽膿漏)予防の基本は、口腔内の清掃から!!
特に寝る前には、重点的にキチット磨きましょう!!